仕事辞めたい・疲れた40代ワーママが抱える5つの理由と辞めた後のリアル

朝6時起床、片道1時間通勤、残業で帰宅は20時過ぎ。

子どもとの時間はたった4時間。

これじゃあ、疲れて当然でしょ？

でも、みんな黙ってるだけで、実際に辞めた人たちは意外と幸せに暮らしてるんです。

この記事では、仕事を辞めた40代ワーママたちのリアルな声と、辞めるベストタイミング、そして辞めた後の新しい働き方まで、包み隠さずお伝えしますね。

40代ワーママは「仕事辞めたい」「疲れた」と感じる理由

40代ワーママが疲れたと感じる背景には、複数の要因が絡み合っています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕事の責任が重くなる一方で家庭の負担は減らない

40代になると陰ながら重要ポジションを任されることが増えます。そして、プライドから周りを頼ることも躊躇してしまうでしょう。

でも家では子どもの学校行事や習い事、家事が減ることはありません。

むしろ子どもが成長するにつれて教育費がかさみ、将来への不安も大きくなっていきます。

体力も精神力も限界なのに、誰も気づいてくれない。これが40代ワーママの現実です。

子どもとの時間が作れず罪悪感

ワーママが罪悪感を感じるのは、子どもとの時間が十分に取れないことです。

特に保育園や小学校以外にも、いろいろ体験させてあげたいのに、時間がない。

平日は遊びたい盛りの子どもと過ごせず、習い事の送り迎えすらギリギリ。

「仕事してるママってかっこいい」と子どもに言われて救われたママもいれば、毎日5分でも向き合う時間を作ろうと決めたママもいます。

でも本音は「平日、子どもと過ごせるのが、夜のたった4時間」という現実に心を痛めているんです。

罪悪感は正直、軽くなんてなりません。「完璧なママ」なんて幻想です。

短時間でも子どもの目を見て話すだけで、子どもは愛情を感じてくれます。

働いてるママの子も、専業主婦の子も、同じくらい幸せを感じているって研究結果もあるんですよ。諦めるな！頑張れ！

経済的な不安から辞めたいのに辞められない

「辞めたいけどお金が」これが辞めたいときの最大の悩みです。

• 生活費
• 子どもの教育費
• 老後の資金

お金の不安が常につきまといます。

現在の収入を手放すのが怖くて、心身ボロボロになりながら我慢し続ける。

収入と福利厚生が捨てがたくて、5年以上も辞める決心ができなかったという人もいます。

転職を考えても「子どもの急な発熱で休んだら嫌な顔されるかも」「時短勤務なんて受け入れてくれる会社あるの？」と不安になりますよね。

でも正直、お金の不安って完全には消えません。だから「子供を軸にするのか、お金を軸にするのか」を決めて、動くしかないんです。

誰もが5:5で分かれます。でも、五分五分だから中途半端になり、行動ができなくなってるのも事実なんですよ。

職場で理解やサポートが得られず孤独感

職場では、子どもがいるからって迷惑はかけられないと周りに気を使います。

「また休むの？」という空気。迷惑そうな顔。

どう改善しろって言うんですか？子どもに「熱出すな」って言えと？
と内心思いながら謝ったりしますよね。

保育園の送迎は全部自分。夫は普通に残業して飲み会にも参加。なのに私だけ「時短で申し訳ない」って謝り続ける毎日です。

でも理解されなくても、あなたは十分頑張ってます。それだけは忘れないでくださいね。

少なくとも、この記事を見てくれているワーママはみんなあなたと同じ境遇にいますよ。

保育園お迎えの「17時45分の壁」で毎日時計を睨む恐怖症になる

保育園の半数近くが19時までに閉まり、30％は17時に保育終了。

これが現実です。

残業と通勤時間を考えると、19時のお迎えでもギリギリ。最寄り駅から毎日ダッシュ、昼休みはおにぎりを5分で飲み込んで仕事に戻る。

15分早く退勤させてもらっても間に合わない日があります。

時短勤務を使っても「小学生になったのに、まだ時短？」なんて言われる。じゃあ誰が迎えに行くんですか？って思いますよ。

＼ 関連記事情報 ／

40代ワーママが仕事を辞めたいと伝えたら

40代ワーママが仕事を辞めたいと伝えたときの周囲の反応は複雑です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

上司から「もったいない」「今やめるの？」と引き止められる

40代ワーママが退職を申し出ると、上司は必死に引き止めてきます。

• 君がいないと困る
• 今辞めるのはもったいない

聞こえはいいですが、これ、上司の都合でしかありません。

40代ワーママって、会社にとっては超便利な存在なんです。

仕事も家庭も両立してきた経験値。新人みたいに一から教える必要もない。そりゃ手放したくないですよね。

新しい人を雇うのにかかるお金と時間を考えたら、あなたを引き止めた方がラクに決まってます。

さらに上司は不安を煽ってきます。

• 「転職先でうまくいく保証はない」
• 「今より条件が悪くなるかも」

でもこれ、部下が辞めたら自分の評価が下がるから必死なだけです。あなたのことを本気で心配してるわけじゃありません。

家族から経済的な不安や将来への心配を指摘される

退職を家族に伝える瞬間。40代ワーママにとって、これが一番キツいんです。

「家計はどうするの？」
「子どもの教育費は？」
「今の安定を手放すなんて危険すぎる」
と質問攻めにしてくる旦那もいるでしょう。

40代での転職って、正直厳しいのも事実。家族が心配するのも無理はありません。

特に住宅ローンが残ってたり、子どもの受験が控えてたりしたら、反対の声はさらに強くなります。

親世代からの攻撃も容赦ないですね。

昭和の価値観を押し付けてくるんですよね。あなたの辛さなんて、わかってくれません。

同僚から「羨ましい」という声と複雑な視線を感じる

退職を伝えた瞬間、同僚の反応が面白いくらい分かれますね。

「寂しくなる」「一緒に頑張ってきたのに」

表向きはこんな社交辞令。でも目を見ればわかります。羨ましくて仕方ないんです。

40代の同僚たちも、みんな限界なんですよ。

毎日の仕事、家事、育児。もうヘトヘト。あなたが退職という「禁断の選択」をしたことで、心がザワついてるんです。

まあ、同僚には最後の最後に退職を伝えるのがいいね。

40代ワーママが仕事を辞めるベストタイミングはいつ？

仕事と家庭の両立に疲れた40代ワーママが円満に退職するためには、タイミング選びが重要です。

金銭面・家庭事情・職場環境を総合的に考慮した戦略的な退職計画が必要になります。

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

ボーナス支給後1〜2ヶ月経ってから退職するのが金銭的にベスト

ボーナスを満額もらってから辞める。これ、基本中の基本です。

多くの会社は「支給日に在籍してないとダメ」ルールを採用してます。6月や12月の支給日を過ぎてから退職届を出しましょう。

例えば7月15日にボーナスが出るなら、8月末まで在籍すれば確実にもらえます。

退職を伝えるベストタイミングは支給後1ヶ月。引き継ぎ期間も確保できるし、次の会社への入社日も調整しやすいです。

子どもが小学校3〜4年生の時期が中学受験準備で退職を検討しやすい

中学受験する場合、想像以上に親の負担がエグいんです。

小4の秋から塾通いが本格化。週3回以上の送迎、宿題チェック、模試の付き添い。共働き家庭の57%が「小4の壁」にぶち当たって働き方を見直してます。

特に女の子は心身の変化が早い時期。親のサポートなしでは乗り切れません。

これ、フルタイムで働きながら回せますか？

退職を考えるなら小3〜4年がベスト。

なぜなら高学年になると学童も使えなくなるし、完全に専業主婦になるしかなくなるから。

中学受験が終わった後の再就職も視野に入れておきましょう。教育費もバカになりませんからね。

業界の閑散期を狙って退職すれば円満に辞められる

退職のタイミングって、実は業界によって全然違うんです。

製造業なら8月のお盆時期、小売業なら1〜2月の閑散期。この時期を狙えば、同僚への迷惑も最小限で済みます。

逆に繁忙期に「辞めます」なんて言ったら、総スカンですよ。

12月は要注意。どの業界も予算策定で忙しいし、年末調整もある。この時期に退職なんて言ったら、鬼のように引き止められます。

プロジェクト終了2週間後がベストタイミング。実績を作った直後なら、上司も「お疲れさま」って送り出してくれやすい。

経済的準備が整った時が退職の現実的なタイミング

結局、お金の準備ができてないと退職なんて無理です。

最低でも3ヶ月分の生活費は必要。

40代家庭なら月30万円くらいかかるので、90万円は貯めておきましょう。

老後資金？夫婦で2,500万円必要とか言われてますけど、今を生きるのに精一杯でしょ。

まずは目の前の生活費を確保しましょう。

転職先が豊富な求人シーズンに合わせて退職計画を立てる

転職市場にも旬があるって知ってました？

3〜4月と9〜10月は求人の宝庫。中途採用の43%がこの時期に集中してます。

40代向けの管理職ポストも、この時期にドカッと出てきます。

でも、みんなが狙う時期だから競争も激しい。

ボーナス査定期と被らないように、4月か10月に活動開始するのがベスト。査定に響かないし、求人も多い。一石二鳥です。

40代ワーママが仕事に疲れて辞めた後は何してる？

家事や育児と両立しながら自分に合った働き方を見つけることが大切です。

具体的な道筋を3つのパターンに分けて解説します。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

在宅ワークで働き方を変える

自宅でできる仕事、増えてますよね。

在宅ワークなら通勤時間ゼロ。朝のラッシュに巻き込まれることもないし、子どもが急に熱を出しても、すぐそばにいられます。

「でも未経験だし」って思ってる人、大丈夫。初心者向けの案件、意外とたくさんあるんです。

データ入力や在宅カスタマーサポートなら時給1,200円～2,000円くらい。

子育て中で「まとまった時間なんて取れない！」という人は、1日3時間から働けるクラウドソーシングから始めてみましょう。

ただし、在宅ワークには落とし穴も。

リビングで仕事してたら、子どもに「ママ～」って呼ばれて集中できない。洗濯物が目に入って気になる。結局、仕事が進まない。なんてことも。

派遣やパートに切り替え、扶養内で働く

扶養内で働くって、実はけっこう計算が面倒なんですよね。

年収130万円未満に抑えるなら、週20時間以内が目安。時給1,600円なら月80時間で128,000円がギリギリのライン。1時間でも超えたら扶養から外れちゃいます。

人気の仕事はやっぱり事務アシスタントや軽作業。なぜって？保育園の送迎に間に合うから。

9:30～14:00のシフトなら、朝の準備も余裕だし、お迎えも間に合う。土日休みの求人も多いから、家族との時間も確保できます。

確かに社会保険料が発生します。でも「損」とは限りません。厚生年金に加入できるし、傷病手当金ももらえる。長い目で見たら、むしろプラスかも。

収支をきちんと計算してから決めましょう。月収15万円くらいなら、扶養を外れても手取りは増えることが多いです。

ちなみに、ハローワークの「再就職手当」って知ってます？

早めに就職が決まれば、最大120日分の失業手当がもらえるんです。転職時のお金の心配、これでちょっとは楽になりますよ。

失業保険を受給しながらじっくり転職活動

会社を辞めたあと、すぐに次を決めなきゃ！って焦らなくてもいいです。

失業保険があるじゃないですか。

自己都合退職でも、90～150日は給付があります。月額約15万円もらえるなら、最大3ヶ月は生活できる。この期間、じっくり転職活動すればいいんです。

面接に行った記録、セミナー参加の証明書。これらを残しておけば大丈夫。

詳しくはハローワークの人も教えてくれますよ。

再就職が決まったら「再就職手当」の申請、忘れずに。

よくある質問

【まとめ】仕事辞めたい・疲れた40代ワーママの決断ポイント

項目	内容
辞めたくなる理由	・仕事の責任増加と家庭負担の両立困難 ・子どもとの時間不足による罪悪感 ・経済的不安 ・職場の理解不足 ・保育園お迎えの時間制約
周囲の反応	・上司：「もったいない」と引き止め ・家族：経済面の心配 ・同僚：羨望と複雑な視線
退職のタイミング	・ボーナス後1〜2ヶ月 ・子どもが小学3〜4年生時 ・業界閑散期 ・経済的準備完了時 ・求人シーズン
退職後の選択肢	・在宅ワーク ・派遣・パート（扶養内） ・失業保険受給しながら転職活動

40代ワーママが「仕事辞めたい」と感じるのは、あなただけではありません。

仕事の責任は年々重くなるのに、家庭の負担は減らず、子どもとの時間も取れない。

更年期の体調不良も重なり、心身ともに限界を感じているワーママは本当に多いんです。

退職を考えるなら、ボーナス後や子どもの成長段階、経済的準備を見極めることが大切です。

実際に退職した40代ワーママたちは、在宅ワークや派遣・パートなど、自分に合った働き方を見つけて、家族との時間を大切にしながら新しい生活を送っています。

「もったいない」という周囲の声に惑わされず、自分と家族にとって何が一番大切かを考えてみてください。

完璧を求めなくていいんです。

あなたが笑顔でいられる選択が、きっと正解なはずです。