
在宅コールセンタはきついって聞くけど本当?

そう思いますね。在宅と聞くとキラキラしたイメージだと思いますが、現実は違います。
実際に働いて感じた「きつい」と感じるポイントを
※青色をタップすると該当項目にジャンプします
にまとめました。
在宅ワークと聞くと、通勤時間がなく、好きな服装で、自分のペースでリラックスして働ける、そんなキラキラしたイメージを持つ人もいるでしょう。
しかし、現実は違うことが多いんです。
たしかに通勤のストレスはありませんが、一人で黙々と業務に取り組む孤独感や、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりがち。
また、コールセンター業務特有の精神的負担は、在宅であっても変わらず存在します。
むしろ、周りに同僚がいない分、一人で抱え込んでしまうこともあるでしょう。
こうした理想と現実のギャップが、「思っていたのと違う」「想像以上にきつい」と感じる大きな原因になっているのです。
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在宅コールセンター共通の「きつい」ところは5つ

在宅コールセンターの仕事に共通する「きつい」と感じるポイントは以下の5つです。
それぞれの課題について詳しく解説していきます!
共通のきつさ①
自己管理能力が問われる
在宅コールセンターで働く上でまずぶつかる壁、それは「自己管理能力が問われる」こと。
会社のオフィスと違って、誰も見ていない自由な環境。これがクセモノなのです。
会社のオフィスと違って、誰も監視していないので常にサボりたい誘惑と戦うことになりますね。
朝起きる時間、休憩のタイミング、終業時間まで、なにもかも自分次第。
仕事とプライベートの境界線も、気づけば曖昧になりがちです。
自分のペースで仕事ができるのは確かに魅力ですが、しっかりとした自己管理能力がないと、成果が出ずに焦りと罪悪感にさいなまれる。
なんて悪循環に陥る可能性もあるでしょう。
共通のきつさ②
孤独感との戦いになる
一人の時間が欲しくて始めたのに、いざ一人になると、想像以上にその「一人」がきつく感じることがあります。
オフィスにいれば、電話の合間に同僚とちょっとした雑談をしたり、クレーム処理の後で愚痴を言い合ったりもできますよね。
でも在宅では、そういった人間関係の「潤滑油」みたいなものがありません。
ただ黙々と、一人で電話対応をこなす日々が続きます。

「一人でいたい」と思って選んだはずなのに、気づけば「さみしい…」と感じている。そんな、ちょっと皮肉な状況になることもあるのです。
共通のきつさ③
コミュニケーションの壁で自己完結が求められる
オフィスなら「すみません、ちょっといいですか?」という質問も、在宅だとそうはいきません。
チャットやメールで質問はできますが、タイムラグがあったり、ニュアンスが伝わりにくかったり。
リアルタイムの電話対応中に「これ上司に確認したい!」と思っても、お客さまを待たせることになります。
あの、もどかしい感じ…経験したことがある人もいるのではないでしょうか。
答えがわからないまま対応を続けなければいけないプレッシャーは、結構大きいものです。
結果、一人で悶々と悩む時間が増えてしまいます。
在宅では、ある程度自分で判断し、解決していく力が求められますが、この「すぐに聞けない」もどかしさが、地味にきついポイントですよね。
共通のきつさ④
出来高制が精神的にくる
テレアポ系のあるあるな悩みです。
例えば、電話をかけた件数(架電1件25円とか)や、アポイントメントが取れた件数(アポ1件600円とか)に応じて報酬が決まる仕組みですね。
これが、想像以上に精神的なプレッシャーになることに。
「1時間に40件、1日320件電話しないと目標収入に届かない…」なんて計算し始めると、もう大変。
常に数字に追われる毎日は、心が休まる暇もありません。
- 「今日はまだアポが10件しか取れていない…」
- 「目標達成できるかな…」
そんな不安が、常につきまとうことになります。
共通のきつさ⑤
子供の乱入
子供がいる場合の「子供の乱入」も一大イベント!
子供との時間を大切にしたくて在宅を選んだのに、現実は甘くないんですよね。
電話対応中に、お子さんが突然泣き出してしまったり、兄弟げんかが始まってしまったり。

思わず「あーー!!もう!」と頭を抱えたくなる瞬間、あります。
お客様との大切な会話の真っ最中に、「ママー!」なんて大きな声で呼ばれた日には。。。
お客様との会話中に「ママー!」と叫ばれると、仕事の自分とママの顔の狭間で引き裂かれる思いがします。

不思議なもので、静かにしていてほしい時ほど、子供って騒がしくなりませんか?

そうなんです。「もうちょっと待っててね」と伝えても、なかなか理解してもらえない年齢だと、さらに大変です。
ところで、在宅ワークと子育ての両立だけでも大変なのに、家庭内でのお金のことでモヤモヤを抱えていませんか?
もし「専業主婦で生活費しかもらえない。」といった悩みがあるなら、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
関連記事:【夫へ告ぐ】専業主婦で食費しかもらえないのはおかしい!私だって頑張ってるのに
ここまでの在宅コールセンターの共通の悩みをまとめますね。
課題の種類 | 具体的な「きつさ」 |
---|---|
自己管理 | 時間管理 モチベーション維持の難しさ |
精神面 | 孤独感 相談相手の不在 |
業務遂行 | コミュニケーションラグ 自己解決の必要 |
報酬体系 | 出来高制による収入不安定 プレッシャー |
家庭との両立 | 子供の世話などによる業務中断リスク |
多くの在宅ワーカーが共感する悩みでしょう。
しかし、実は「どんなコールセンター業務か」によって、さらに特有の悩みが出てきます。
【仕事内容別】在宅コールセンターの「きつい」ポイント徹底分析

在宅コールセンターの仕事は種類によって全く異なる「きつさ」があります。
主要な5つの業務タイプ別に、どんなきついポイントがあるのかお伝えしますね。
まずは在宅コールセンターの5つの業務タイプを比較してみましょう。
業務タイプ | 主な仕事内容 | 特徴 | 難易度 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
カスタマーサポート | 問い合わせ対応、クレーム処理 | 企業の顔として満足度向上が目的 | ★★★☆☆ | 感情コントロールが得意な人 |
テクニカルサポート | IT製品の技術的問題解決 | 専門知識必須、問題解決力重視 | ★★★★☆ | 技術に詳しく説明上手な人 |
通販の受注 | 商品注文受付、配送確認 | 売上に直結する業務 | ★★☆☆☆ | 正確な処理ができる人 |
企業の1次受付 | 電話の取次ぎ、簡単な案内 | 静かな環境が必須 | ★★☆☆☆ | 落ち着いた対応ができる人 |
テレアポ | 電話営業、アポイント獲得 | ノルマあり、出来高制が多い | ★★★★★ | 断られても折れない精神の人 |
それでは各業務タイプの「きつい」ポイントを詳しく見ていきましょう!
仕事別のきつさ①
カスタマーサポートの「きつい」ポイント
カスタマーサポート、通称「カスサポ」
きつさの筆頭は「クレーム対応の精神的負担が大きい」ことでしょう。
怒り心頭のお客様からのお電話に、冷静に対応し続ける。これが想像以上にエネルギーを消耗します。
自分のミスじゃないのに、ひたすら謝らなければいけない状況も多くて、心がポキッと折れそうになることも。
特に在宅では、クレーム後に愚痴を言い合える同僚がおらず、一人で抱え込みがちです。
メールでの問い合わせも、対面より言葉がきつくなる傾向があって、心無い一言にグサッとくることもあります。
さらに、ときどき出没する「暇だから話し相手になってほしい」というおじいちゃま。
長電話に延々と付き合わされると、業務効率もガタ落ちです。これも地味にきつい。
仕事別のきつさ②
テクニカルサポートの「きつい」ポイント
テクニカルサポートのきつさは、まず「高度な専門知識の習得と維持が必須」な点ですね。
ITの世界は日進月歩、マジで追いつくのが大変です。
IT製品やシステムは、常に進化し続けています。最新情報を常にインプットし続けないといけません。
在宅だと自己学習に頼る部分が大きく、この勉強時間が実質的な残業みたいになってしまうことも…。
お客様の知識レベルに合わせて説明を変えるのも、なかなかに難しい技術です。 詳しい人には専門用語でOK、でも初心者の方には基礎のキソから丁寧に。この使い分け、結構神経使いますよ。
そして、テクサポあるあるなのが、お客さまのうっかりミスを、なぜかシステムのせいにされちゃう。なんて理不尽なことも日常茶飯事なのです。

内心「いや、それあなたの。。。ぬぁ!」って思っても言えません。フラストレーション溜まります!
仕事別のきつさ③
通販受注の「きつい」ポイント
通販受注の仕事で一番きついのは、「繁忙期の注文殺到時の対応が過酷」なこと。
特にセール期間や年末年始なんて、電話が鳴りやまなくて、休憩?なにそれ美味しいの?状態になることも。
ヒーヒー言いながら対応することになります。
一つ一つの注文を正確に入力しないといけないプレッシャーも相当なものです。
一つ一つの注文を正確に入力するプレッシャーも大きく、数字や住所の聞き間違いが即クレームにつながります。これが本当に怖い!
在宅だと、会社独自のシステム操作に慣れるまでがまた一苦労。慣れないうちはミスも増えがちです。
お客様が急いでいるケースも多くて、「早く!」「でも正確に!」という矛盾した要求に応えなきゃいけないストレスもあります。さらに、「いつ届くの?」「配達日変えたいんだけど」みたいな配送関連の問い合わせ対応も必須。
仕事別のきつさ④
企業の1次受付の「きつい」ポイント
企業の1次受付、いわゆる代表電話の対応ですね。この仕事で最も大変なのは、「完璧な静寂環境の確保が難しい」ことです。
自宅での業務なので、子供の声や生活音、場合によってはエアコンの運転音まで電話に入ってしまうと、会社のイメージダウンに直結しかねません。

正直、子持ち主婦には向いてないかも。
在宅ならではの問題として、宅配便のチャイムや、近所の工事の音など、予測不能な騒音への対処も必要です。「今鳴らないでー!」って心の中で叫ぶこともしばしば。
- 相手の用件を聞く
- 判断する
- メモを取る
- 転送先を決める
といった複数のタスクを同時にこなす必要があるんです。
仕事別のきつさ⑤
テレアポの「きつい」ポイント
在宅コールセンター業務の中で、おそらく最もメンタルが削られるのがテレアポでしょう。
出来高制が多いのもテレアポ。
「断られ続ける精神的ストレスが半端ない」これに尽きます。
1日に50件電話して、アポイントが1件でも取れたら御の字。なんて世界ですから。
「二度と電話してくるな!」とガチャ切りされたり、時には心無い暴言を浴びせられたりすることも日常茶飯事。

最初は心折れますが、だんだん慣れてくるんですけどね(笑)
商品知識を覚えたり、営業トークを練習したり、実働時間以外の自己研鑽も必要です。
だからこそ、挫折してしまう人が最も多いのが、このテレアポ業務なのです。鋼のメンタルが必要ですね、ほんと。
あ、ただ、勤務時間の融通が1番効くのもテレアポですからね!
ここまでコールセンターの仕事内容別にみたきつさを解説しました。
一旦ここでまとめます!
- カスタマーサポート: クレーム対応の精神的負担が大きい
- テクニカルサポート: 高度な専門知識の習得・維持が大変
- 通販受注: 繁忙期の対応が過酷で、正確性が求められる
- 企業の1次受付: 静かな環境の維持が難しく、マルチタスクが必須
- テレアポ: 断られ続ける精神的ストレスとノルマの重圧
仕事内容ごとの「きついあるある」、共感できる部分も多かったのではないでしょうか?
でも、こうした一般的な大変さとは別に、実際に働いてみると「え、そんなことまで?」と思うような、もっと個人的で細か~い「きつさ」もあったりするんです。
次は、そんな筆者自身の体験談を赤裸々にお話しします。
「個人的な細かすぎる在宅コールセンターのきつかったところ」を覗いてみましょう!
個人的な細かすぎる在宅コールセンターのきつかったところ

ここからは、個人的に「うわ、これ地味にきついな!」と感じた、細かすぎる在宅コールセンターの悩みポイントをご紹介します。
それぞれの悩みポイントを詳しく解説します!共感してくれる人、いるかな?
個人的なきつさ①
エアコン代爆上がり
在宅コールセンターを始めて、真っ先に家計を直撃したのが電気代!特に「エアコン代爆上がり」問題は深刻です。
週5日のフルタイム勤務だと、夏場の冷房だけで月に最大5,000円くらい電気代がアップすることも。 さらに冬場は暖房を使うのでもっと高く、最大で10,000円近く追加料金がかかるケースもあるんです。
在宅以前は日中、家には誰もいなかったので、エアコンなんてほとんど使わなかったのに、今は一日中フル稼働状態。
快適な仕事環境は必要経費と割り切るしかないのですが、毎月の電気代の明細を見るたびに「これが在宅勤務のリアルか」と、ため息が出ちゃいます。
オフィス勤務なら会社持ちだった冷暖房費が、すべて自己負担になるのはかなり痛手です。

地味だけど、ボディブローのようにジワジワ効いてきますよ。
個人的なきつさ②
肩こりとむくみが気になる
在宅コールセンターに転職して3ヶ月も経つ頃には、「肩こりとむくみが気になる」ようになりました。体の変化、結構あります。
長時間、同じ姿勢でヘッドセットをつけっぱなしにするので、首や肩がもうガッチガチになります。
オフィスにいれば、コピーを取りに行ったり、給湯室に行ったり、なんだかんだで動く機会がありますが、在宅だと電話が終わってもデスクから一歩も動かない。なんてことも。
血流が悪くなって足のむくみもひどく、夕方になると靴下の跡がクッキリ残るほどです。パンパンですよ、ほんと。

会社にいた頃は意識していませんでしたが、ちょっとした移動が良い運動になっていたんですね。
個人的なきつさ③
大事な会議中のチャイムでテンパる
先超重要な顧客との電話中に「ピンポーン♪」
無視しましたが多分宅配便。
なんで今来るの!?っていう、その絶妙なタイミングの悪さには、いつも泣かされます。
オフィス勤務では考えられなかった種類の緊張感ですよね。
コールセンターの仕事は無音が命なのに、自宅の騒音対策は完全に自己責任。これがきつい。
個人的なきつさ④
スキンケアやメイクが雑になる
以前は毎日きっちりメイクしていましたが、今では「どうせ誰も見てないし」と、BBクリームだけで済ませちゃう日が増えました。
これ、私だけじゃないみたいで、あ調査によると在宅勤務者の約6割が、普段より軽いメイクか、全くメイクをしなくなったそうです。仲間ですね!!!
人に見られないからと油断していると、自分自身のケアまで怠ってしまうものなんですね。
個人的なきつさ⑤
仕事スイッチがすぐにオフになる
在宅コールセンター、最大の敵は、他の誰でもない「自分自身」です。
「仕事スイッチがすぐにオフになる」この誘惑との戦い、ほんと大変!

お昼ご飯を食べた後や、午後3時のおやつタイムあたりになると、急激に仕事モードがオフになるとか?

その通りだよ!あと、スマホのSNS!あれは時間泥棒です、強烈!
「あと一件電話したら休憩しよう」が、いつの間にか「もう少し休憩してから次の電話にしようかな」に変わる瞬間。自分の意志の弱さに愕然とします。
周りの目がないからこそ、自分を律するのって、こんなに難しいんだなと痛感する毎日です。根性ゲーですよね、ほんと。
筆者が個人的に感じた、在宅コールセンターの細かすぎる「きつい」ポイントは以下の通りです。
\ 超個人的な在宅コールセンターのきつさ /
- エアコン代が予想以上に高くなる
- 同じ姿勢で肩こりや足のむくみがひどくなる
- 大事な時に限って来客チャイムが鳴る
- 人に見られないため身だしなみが疎かになる
- 誘惑が多く仕事への集中が難しい

地味ですが、積み重なると結構なストレスになりそうですね。

そうなんだよ!!「わかる!」「私も経験ある!」と頷いてくれた人はいたのだろうか。。。
でも、嘆いてばかりもいられません!
次の「在宅コールセンターの「きつい」を乗り越えた対策法伝授」では、こうした数々の「きつい」を、筆者がどうやって乗り越えてきたのか、具体的な対策法をお伝えします!
在宅コールセンターの「きつい」を乗り越えた対策法伝授

ここからは、在宅コールセンターの「きつい」を乗り越えるために、私が実際に試して効果があった対策法を伝授します!
辛い在宅勤務を、少しでも快適にするためのヒントになれば嬉しいです。
それぞれの対策法を詳しく見ていきましょう!
対策法①
ポモドーロ法で時間管理
どうも集中力が続かないな。と悩んでいた時に出会ったのが「ポモドーロ法」による時間管理です。
25分間めちゃくちゃ集中して作業して、その後5分間休憩する。
これを繰り返すだけ。4回繰り返したら、30分くらいの少し長めの休憩を取る。
以上!
もちろん、お子さんがいる場合は完璧に実践するのは難しいかもしれません。
それでも、作業と休憩のリズムを作ることで、だらだらと仕事をしてしまう悪癖はかなり改善されました。
休憩時間には、意識して立ち上がって少し歩いたり、軽くストレッチしたりすると、肩こり解消にも繋がりますよ。

まぁ、このテクニックを使っても、子供の突然の乱入は防ぎきれないんですけどね(笑)
対策法②
5秒ルールで奮い立たせる
電話が鳴っている。でも「あー、またクレームかなぁ、対応するの面倒くさいなぁ」なんて、つい思ってしまうこと、ありませんか?私はあります!
そんな時に活用しているのが「5秒ルール」です。
「5、4、3、2、1、ゼロ!」と心の中でカウントダウンして、ゼロになったら、もう何も考えずに、えいっ!と電話に出るんです。
この超シンプルな方法が、驚くほど効果的。
人間は行動を起こす前に5秒以上考えると、やらない理由を探し始めるんです。脳ってうまくできてますよね(悪い意味で)
- 朝、アラームが鳴って「あと5分…」って思ったとき
- 休憩が終わって「あー仕事戻りたくない…」ってとき
- クレーム対応が続いて心が折れそうなとき
- SNSから離れられないとき
いろんな場面で使えます。
対策法③
1日のやることリストを前日に作成
電話対応以外にも、報告書作成とかメールチェックとか、意外と事務作業も多いんですよね。
そこで、仕事の効率を上げるために私が実践しているのが、「1日のやることリストを前日に作成」することです。

当日じゃなくて、前日に作っておくんですか?

そうそう!当日バタバタしながら考えるんじゃなくて、前の日の夜に、落ち着いた状態で翌日のToDoリストを作っておくのがポイント。
そうすると、翌朝いい感じに作業に取り掛かれます。
リストは「抱えている全タスク」と「今日必ずやるタスク」の2種類に分けておくと、優先順位がハッキリして迷いません。
朝はリストの一番上から、気持ちよく順番にこなしていくだけ。 タスク整理をすることで頭の中もすっきりして、電話対応の品質も上がりました。
対策法④
お昼は毎日同じメニュー
在宅ワークの大きなメリットの一つは、お昼ご飯を自炊できること!なんですが、毎日メニューを考えるのって、正直めちゃくちゃ面倒くさくないですか?
秘策が、「お昼は毎日同じメニュー」作戦です!
時短!時短!時短!少しでも楽したい!というズボラな思いから始めました(笑)
- 月曜日は冷凍うどん
- 火曜日はレトルトカレー
- 水曜日は冷凍パスタ
みたいに、曜日ごとに食べるメニューを固定しちゃうんです。
特にコールセンターはお昼休憩の時間帯も電話が集中しやすいので、調理や後片付けに時間をかけていられません。
冷凍食品や、ツナ缶・卵・納豆みたいな常備食材をフル活用すれば、レンジでチン!とか、火を使わずに3分くらいで完成するメニューばかり。
考える時間すら節約できて、昼食後もスムーズに仕事に戻れるのが最大のメリットです。

「今日のお昼、何にしよう…」って悩む時間がゼロになるの、想像以上に快適ですよ!
対策法⑤
外に出てリフレッシュ
気づいたら「あれ?今日、家から一歩も出てないな」という日が続いていました。
これはマズイ!
そんな引きこもり生活から抜け出すために始めたのが、「毎日15分だけでも外に出る」という習慣です。
お子さんがいると、なかなか自分のタイミングで外に出るのは難しいかもしれませんが、それでも意識して太陽の光を浴びたり、少し体を動かしたりすることは、効果絶大。
お昼休みや仕事終わりに、ただ近所をぐるっと歩くだけでも、仕事とプライベートの間にちゃんと境界線が引けて、生活にメリハリがつきます。
やっぱり、オンとオフの切り替えには、ちょっとした外出が一番の特効薬なのかもしれません。
一旦ここでまとめます!
\ 在宅コールセンターの「きつい」を乗り越える対策法 /
- ポモドーロ法: 集中と休憩のリズムを作る
- 5秒ルール: 面倒な作業への着手を促す
- 前日のリスト作成: 翌日のタスクを明確にし、効率化
- 昼食メニュー固定: 準備・思考時間を節約
- 外出リフレッシュ: オンオフを切り替え、気分転換
工夫次第で在宅コールセンターの「きつい」は乗り越えることができます。
大変な側面もありますが、それ以上に魅力的な点もたくさんあるのが在宅ワークの良いところ。
次の「きついと感じても魅力的!在宅コールセンターのメリットを再確認」では、なぜ「きつい」と感じてもなお在宅コールセンターが選ばれるのか、そのメリットを改めて見ていきましょう!

はいはい、メリットね、知ってるよ!って心の中で言ったあなた!再確認してみてくださいね♪
きついと感じても魅力的!在宅コールセンターのメリットを再確認

きつい、きついって言ってきましたけど、もちろん在宅コールセンターには、それを上回る魅力もあります!
ここからは、在宅コールセンターのいいところを改めて確認してみましょう。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう!
在宅コールセンターのメリット①
通勤時間ゼロ!自由な時間が増える
在宅コールセンターの最大の魅力、それは何と言っても「通勤時間ゼロ!」これに尽きるでしょう!
特に都会だと、通勤に片道1時間以上かかるなんてザラですよね。
それがなくなるだけで、往復で2時間も節約できるのは大きいですよね。年間で考えたら「480時間分」ですからね!
PR RIMESの調査によると、テレワークを始めて自由な時間が増えたと感じている人は、なんと全体の80.3%にも上るそう。
※参考:PR TIMES
増えた時間は「1〜2時間」という人が一番多いみたいですね。
この浮いた時間にプライスレスな価値があります。なにをしても自由♪
満員電車に乗るストレスからも解放されるので、朝から心にゆとりを持って仕事に取り掛かれる。

これが在宅の最大のメリットにして最大の魔力!
在宅コールセンターのメリット②
求人が意外に多いし働く時間を選びやすい
求人サイトとかで探してみると、「求人が意外に多いし働く時間を選びやすい」ことに気づくはず。
もともとコールセンター業界自体が人手不足ぎみだったんですが、コロナ禍を経て在宅勤務が一気に普及したことで、さらに求人が増えている印象ですね。
そして、働き方の自由度が高いのも大きな魅力。
- 「午前中だけ」
- 「週に3日だけ」
- 「夜間だけ」
主婦(夫)や副業を探している人には嬉しいポイントですよね。
自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を選びやすいのです。
未経験者でもOKという求人もあるので、「コールセンターの仕事は初めて」という人でも、始められますよ。
在宅コールセンターのメリット③
自分のペースで仕事を進められる裁量権
オフィスでの勤務と違って、常に誰かに見られているような緊張感がありません。
リラックスした状態で電話対応ができるのは、精神的にかなり楽ですよね。
電話が鳴らない合間には、ちょっと背伸びをしたり、好きな飲み物を取りに行ったり。
自分の体調や集中力の波に合わせて、働き方を微調整できます。
会社によっては、自宅以外のカフェやコワーキングスペースで働くことが認められている場合もあります。
在宅コールセンターのメリット④
無駄な人間関係のストレス軽減
地味だけど非常に大きなメリットが、「無駄な人間関係のストレス軽減」です。
- 会社にありがちな派閥争い
- 気を遣うランチのお誘い
- ネチネチうるさい上司の機嫌をうかがったり
こんな余計なストレスから完全に自由になれるんです!
業務に関係のない雑談や噂話に時間を取られることもなく、純粋に仕事だけに集中できるのは大きな魅力。
電話業務以外のコミュニケーションは、基本的にチャットやメールで完結するので、感情的なぶつかり合いも起こりにくいですね。
もちろん、たまに孤独を感じることもあります。
でも、それ以上に、あの煩わしさから解放される安心感の方が、私にとっては断然大きいです!
在宅コールセンターのメリット⑤
在宅ワークの中では収入が安定する
多くの在宅コールセンターでは時給制が採用されているため、働いた時間分の報酬が保証されます。
Webライターやデザイナーのような成果報酬型の仕事だと、仕事がなければ収入ゼロ、なんてこともあり得ますが、コールセンターならその心配は少ないです。
自宅という快適な(?)環境で働けるため、体力的な負担も比較的少なく、通勤時間が無くなった分、長時間の勤務が可能になって、結果的に収入アップにつながるケースも。
特に未経験からでも始めやすく、スキルアップに応じて時給が上がっていく会社も多いのが魅力的です。

私の周りだと、在宅+隙間時間で副業をしている人もちょこちょこいますね。
やっぱり在宅コールセンターには「きつさ」を上回るメリットがありますね!
ここまでのまとめ
- 通勤時間ゼロ: 自由な時間が増える
- 求人の多さと柔軟性: 仕事を見つけやすく、時間も選びやすい
- 裁量権: 自分のペースで仕事を進められる
- ストレス軽減: 無駄な人間関係から解放される
- 収入安定: 在宅ワークの中では収入が安定しやすい
これらが、在宅コールセンターの大きな魅力です。
しかし、これらのメリットを最大限に活かせる人と、そうでない人がいるのも事実です。

あなたはどちらのタイプでしょうか?
あなたはどっち?在宅コールセンターに向いている人・向いていない人の特徴

さて、ここまで在宅コールセンターの「きつい」ところと「メリット」を見てきましたが、結局のところ、自分は向いているのか、それとも向いていないのか?
自分がどちらのタイプか、客観的にチェックしてみてください!
在宅コールセンターで力を発揮しやすいタイプ
在宅コールセンターでイキイキと活躍できる人には、いくつかの共通点があります。
- 電話でのコミュニケーション能力が高い人
- 気持ちの切り替えが早い人
- デスクワークが苦にならない人
- 人の役に立つことにやりがいを感じる人
- 柔軟な考え方ができる人
まず、何よりも人と話すのが好きで、相手の話をじっくり聞くのが得意な人は、大きな強みになります。
電話対応がメインの仕事なので、コミュニケーション能力の高さは直接成果につながります。これは間違いありません。
次に、気持ちの切り替えが早い人も向いていますね。嫌なクレームを受けた後でも、それを引きずらずに、次の電話ではまた笑顔で対応できる。そんな精神的なタフさは、この仕事では非常に貴重です。
デスクワークが苦にならない、というのも地味に重要。
一日中パソコンに向かって作業するので、長時間座っていても集中力をキープできる人は適性があると言えるでしょう。
そして、「お客様の困りごとを解決してあげたい!」という気持ちがあり、人の役に立つことに喜びややりがいを感じられる人も、この仕事を楽しめるはずです。
さらに、自分とは違う意見や考え方も「なるほど」と素直に受け止められるような、柔軟な思考力も大切になってきます。
在宅コールセンターで「きつい」と感じやすいタイプ
一方で、残念ながら在宅コールセンターの仕事で苦労しやすいタイプも存在します。
- 自己管理が苦手な人
- 電話でのコミュニケーションが苦手な人
- 問題解決能力が低い人
- 孤独感に弱い人
- 気持ちの浮き沈みが大きい人
まず、自己管理が苦手な人は、正直かなり厳しいと思っています。
オフィスと違って誰も監視していないため、時間管理やタスクの優先順位づけが自分でできないと仕事になりません。
サボり放題では困るわけです。
人とのコミュニケーション、特に電話で話すことに強いストレスを感じる人も、一日中電話対応をするのは精神的に大きな負担になるでしょう。
問題解決能力があまり高くない人も苦労する可能性があります。
在宅では、困った時に上司や先輩にすぐに質問できない場面も多いので、ある程度自分で考えて判断し、解決していく力が必要になります。
また、孤独感に弱い人、常に誰かと一緒にいたいタイプの人も、一人で黙々と作業する環境は精神的に辛く感じるかもしれません。
気持ちの浮き沈みが激しい人や、一度落ち込むとなかなか立ち直れない人も、クレーム対応が多いこの業務では、心が持たない可能性があります。
在宅コールセンターはきついのか?に関するよくある質問

最後に、「在宅コールセンターはきついのか?」というテーマに関して、よく聞かれる質問にいくつかお答えしていきますね。
在宅ワークならではの疑問って、いろいろありますもんね。 特に気になっていそうな質問をピックアップしてみました。
【まとめ】在宅コールセンターは「きつい」?経験者が語る実態と魅力
トピック | 主なポイント |
---|---|
共通のきつさ | 自己管理能力、孤独感、コミュニケーションの壁、出来高制のプレッシャー、子供の乱入 |
仕事内容別のきつさ | (サポ)クレーム、(テク)専門知識、(通販)繁忙期、(受付)静寂維持、(テレアポ)精神的消耗 |
個人的なきつさ | エアコン代、肩こり・むくみ、生活音(チャイム等)、美容面の油断、集中力の維持 |
きつさの対策法 | ポモドーロ法、5秒ルール、ToDoリスト、昼食固定化、外でのリフレッシュ |
メリット | 通勤時間ゼロ、求人多く柔軟な働き方、自分のペース、人間関係ストレス減、収入安定 |
向き・不向き | コミュニケーション能力、自己管理力、精神的な強さ、孤独への耐性などが鍵 |
よくある質問 | サボれるか?(注意!)、慣れる期間(個人差大)、在宅とフルリモートの違い |
在宅コールセンターの仕事、やっぱり「きつい」と感じる部分は案外多いですよね。
自己管理の大変さや孤独感、仕事内容によっては特有の精神的な負担もあります。
個人的な悩みも、経験してみると「あるある!」って思うことばかりでしょう。
でも、この記事で紹介したポモドーロ法や5秒ルール、事前のタスク管理といった工夫で、そのきつさは和らげることが可能です。
そして何より、通勤時間ゼロという圧倒的なメリットや、働き方の自由度、安定した収入といった魅力も見逃せません。
きつい面もメリットも両方しっかり理解した上で、自分に合っているかどうかを判断すれば、在宅コールセンターはとても良い選択肢になるはずですよ。